音声圧縮形式(MP3・AAC等)とハイレゾについて

音声圧縮形式(MP3・AAC等)について

音声の圧縮というのは、人間の耳では判別しづらい・聞こえにくい音を消したり置き換えたりしてデータ量を小さくすることです。
いくつもの方式がありますが、それぞれ違うプログラムで音声を分析し、人間にはわかりづらい部分を省略しているのです。
以下、ウォークマンに採用されている、取り込み・再生できる音声圧縮形式について説明します。

 

非可逆圧縮(Kbpsにもよるがそれなりに劣化)

MP3

世界でいちばん普及している形式で、ほとんどのポータブルオーディオプレーヤーで再生可能。
少し昔の技術なようで、まだまだ現役。
データを約10分の1に圧縮。

WMA

マイクロソフトWindowsMediaPlayerの標準形式。
音楽配信サイトでもそこそこ使われている。iPod/iPoneは非対応。
データを約20分の1に圧縮。

ATRC/ATRC3

SONYが開発した独自基準で、ソニーとパナソニックのみが標準採用。
ソニー運営の音楽配信サイト「mora」はこの形式。
データを約13分の1に圧縮。

AAC

MP3よりもやや音が良いされる。
iPodやiTunes、携帯電話・ニンテンドーDSで採用の形式。
データを約10分の1に圧縮。

MP4

動画対応にも比重を置いた圧縮。


可逆圧縮(理論上音に影響のない部分だけ圧縮)

FLAC

比較的多くの機器で使える。ただアップル系非対応。
ソニー「mora」のハイレゾ音源対応。

AAL

SONYが開発した独自基準。ファンはいるが、普及は下火。

ALAC

アップル形式。


非圧縮(ファイルサイズが1分10MBとかさばる)

WAV(WAVA)

曲名以外の情報は自動埋込みなし。
マイクロソフトの非圧縮方式。

AIFF

アルバム名やアーティスト名も自動埋込みされる。
アップルの非圧縮方式。

DSD

ハイレゾで自然な音を再現できる形式として注目。
とりわけファイルサイズが大きくなるハイレゾでも1分30MB位なので非圧縮にしてはマシ。
ソニー「mora」対応。ただ機器の対応少な目。

 

ずっとSONYを使い続ける予定ならばソニーだけを考えればいいです。ただ他との互換もほしいならMP3やFLACが無難です。アップル社のスマホやiTunesを使っているならアップル系AACかALACも検討すべきかもしれません。
私はいろんな音楽プレイヤーと互換性があったほうが便利なのもあり、MP3にしています。

 

 kbps数値と音質について
ソニーのウォークマン公式サイトやカタログにある記録可能曲数は、4分の曲を「MP3の128kbps」でのファイル形式で保存した場合の数値です。
MP3は96kbps~320kbpsの間で選べ、数値が高いほど高音質になりますが、その分データ量も大きくなり記録できる曲数は減ります。また、個人の耳によってや聴く場所・曲のジャンルによっては、音質の違いはわかりづらいようです。
数値は機械で厳密な実験をしたものなので参考程度にとどめ、記録曲数とのバランスを考えて好みでkbpsを決めましょう。

 

 

音楽ファイル保存形式おすすめの選び方

私はそこまで音にこだわらないのでMP3(非可逆圧縮192kbps)です。
ほぼこだわらずファイルサイズ節約派の人は128kbpsでしょうし、音にこだわる人は非可逆圧縮256~320kbps、かなりこだわる人は可逆圧縮方式であるFLAC・ALAC(Apple)を選ぶのがおすすめとされています。
FLACやALACの可逆圧縮というのは、理論上音を損なわない範囲でサイズを減らしてくれます。
また完全非圧縮のWAV形式などもありますけど、サイズは相当大きくなるので注意が必要です。

 

 

ハイレゾ音源とは?

ハイレゾ音源は、音の圧縮幅がCD(コンパクトディスク)と比べて少ないため、元音に近い音を再現できます。

 

最大でCDの6倍あるというハイレゾ音源の音域は、歌であれば呼吸の空気音・楽器ならば弦の微妙な擦れ音など、ライブや目の前で聴いてる際の臨場感を味わえるのが魅力です。
ソニーのウォークマンでも、ハイレゾ音源の再生ができる新商品が増えています。単にハイレゾとして購入した楽曲を聴くだけでなく、今まで保存してあるMP3形式やCD音源をハイレゾの音域周波数にアップ変換する機能も付いています。

 

しかし注意すべき事がふたつ。
・ハイレゾ音源は、再生機器だけでなくイヤホンやヘッドフォンもハイレゾの周波数を再生できなければ意味がありません
高品質をうたっているヘッドフォンでも、昔に販売された物ならば音域をすべてカバーできてないと思っていいでしょう。
付属以外のヘッドフォンやイヤホンを使うなら、ハイレゾに対応しているオーディオ機器・楽曲・アクセサリー類には「Hi-RezoAUDIO」というマークが付いているのでそれを目印に購入するといいでしょう。
・保存において圧縮があまりされない形式を選ぶことになるので1曲ごとの保存容量を数十倍も使います。いっぱい保存する予定の人は注意。

 

ハイレゾ音源の楽曲は、ソニー運営の音楽サイト「mora」や、オンキヨー運営の「e-onkyo music」で販売されています。
昔にレコーディングされたCD・レコードも、最新技術でハイレゾの周波数にリマスタリングされているものが増えているので、新旧を聞き比べてみるのもおもしろいですね。

 

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